森の町内会 間伐サポーター企業の集い 報告

■ 2007年2月21日、森の町内会がスタートしてはじめての間伐サポーター企業の集いを開催しました。当日は、お忙しい中、多くのサポーター企業の皆様にご参集いただき、また協働で取り組みを行っている岩泉町からは伊達町長に遠路はるばるおこしいただくことができ、総勢32名の盛大な会となりました。

間伐サポーター企業



はじめに岩泉町の伊達勝身町長よりご挨拶があり、日本人のたましいである森林がよみがえることがうれしいといったお話がありました。続いてオフィス町内会事務局代表の半谷より森の町内会を今後「森づくりの新しいモデル」として成長させていきたいとの抱負が語られました。

森の町内会の活動報告として、間伐材を出荷している岩泉町、間伐に寄与する紙を生産する三菱製紙株式会社、そしてその紙とサポーター企業とをつなぐ「森の町内会」事務局からそれぞれ報告がありました。岩泉町の小向益男主査からは森の町内会の活動により、地域の林家にやる気がでて、今後の間伐および将来の優良木材の生産につながるといったメリットが出ているといったお話がありました。三菱製紙株式会社の桂徹部長からは、間伐に寄与する紙の生産におけるクレッジトの考え方や、再生紙との使い分けについて説明がありました。最後にオフィス町内会事務局の丸山より「森の町内会」事務局のこれまでの動き、各サポーター企業の印刷物の紹介をさせていただきました。

報告のあとは活発な質疑が行われ、森の町内会の取り組みが間伐サポーター企業の皆様により深くご理解いただけたのではないかと思います。その後の懇親会では、「岩手短角牛」「安家地大根」など岩泉町ゆかりの味を楽しみながら、和やかな雰囲気の中、お互いの交流を深めました。