「森の町内会」クレジットの考え方

間伐サポーター企業の皆様がご使用になる「間伐に寄与する紙」の重量と同じ重量の間伐材チップを製紙原料として有効活用し、その分の間伐を促進するというのが「森の町内会」クレジットの基本的な考え方です。実際に「紙」に配合される樹種や割合を特定するのではなく、製紙メーカーが仕入れて利用する間伐材の重量に着目し、できるだけ多くの間伐の促進に結びつけようとしています。

ポイント1

「間伐に寄与する紙」の重量と同じ重量の「森の町内会」指定の間伐材チップを製紙原料として有効に活用することにより、間伐を促進することが「森の町内会」クレジットの目的です。

ポイント2

間伐を促進することが目的ですから、実際に「紙」に配合される樹種や割合は特定しません。「間伐に寄与する紙」は、針葉樹パルプ配合の用紙のほか、広葉樹パルプのみの用紙も対象としています。

ポイント3

「間伐に寄与する紙」の重量と「森の町内会」指定の間伐材チップの重量が年度単位で同重量となるようクレジット管理をしていますので、間伐実施の信頼性が確保されます。また、「間伐サポーター企業」の皆様からお預かりする「間伐促進費」は、その全額が間伐に充当されています。